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​院長メッセージ

長文ですみません、気軽に読み飛ばしてくださいね。
JNカイロプラクティック整体院Aya            大竹 文

私は、10代から身体のアンバランスに悩み続け、長期に渡って腰痛や自律神経の疾患と格闘、治療法を探し求めてきました。その結果行き着いたのが、JNカイロプラクティックでした。

様々な検査を受けても異常なし

あちらこちらの病院に出かけ、様々な検査を受けても異常なし、治療の必要なしと言われたり、あるいは受けた治療によって、一時的に症状が和らいだと思っても、暫くすればまた元に逆戻り、何度もそんな事を繰り返し、自分を騙し騙し何とか日常を凌いではきたけれど、それでも常に不調を抱えたままで、心の不安が完全に消える事は無い、そんな生活を送っていらっしゃる方は実はかなり沢山おいでになるのでは、と思っています。

私も実はそんな大勢の一人でした

私は決して現代医学、医療を否定するものではありません。医学の進歩は素晴らしく、これにより救われた命、取り戻せた健康は幾多にのぼることでしょう。ただ一方で、その現代医学、医療の範疇に含まれないが故に、治療の対象、治癒の対象となり得ない、にもかかわらず、人の幸せな暮らしを少しずつ蝕んでいくような、厄介な症状というものも確実に存在しています。


そんな症状を抱え込んでしまう、最も根本的な原因は何でしょう?

一つの回答を、長年の趣味の一つである野鳥観察や飼い鳥の世話のなかで気づかされたように思います。

野鳥は当たり前ですが、自然の中で自力で生きています。彼らには病院も無ければ、薬もありません。ですから、病気や怪我が落命に直結することも多いはずです。しかし、野鳥の中には逞しく何年も生命を維持し生き生きと命を全うしているものたちもいるのです。かれらはただ運が良い、ということなのでしょうか?


日々のメンテナンスが必須

私は長年の観察の中で、彼らが如何に慎重に綿密に自己メンテナンスをしているかを知りました。我が家の健康で長寿の飼い鳥も幸い自然の厳しさにさらされる事のない良い身分とはいえ、自分の身体の綿密なメンテナンスに余念なく、暇さえあれば、嘴、爪の手当から全身の毛繕いまでを日に何度となく、入念に行っています。

そして、鳥のみならず、厳しい自然環境に身を置く他の野生動物とて同様、いかに綿密に慎重に健康管理しているかが、容易に想像できるのです。


翻って、現代の人間はどうでしょう?

何か困れば、薬がある、病院もある、他の人が何とか助けてくれる、とどこかで無意識に思って暮らしている方々も多いのではないでしょうか? その一方で、忙しい日常がある。時間に追われ、仕事や家事に追われ、いつも慌ただしく日々が過ぎていく・・・。そんな中で、自分の身体に真正面から向き合い、毎日慎重に綿密に何度も観察し、観察眼を磨き、そうしてベストな体調を維持し続けることが出来る、と自信を持って言える人はどれほどいらっしゃるのでしょう?


「汝自身を識れ」、

とは有名な哲学者の言葉ですが、現代人に最も欠けているものが、実はこの視点なのではないか、ここにこそ実は最も大きな根本原因が潜んでいるのではないか、と思っています。己を知る事は簡単そうで最も難しい、だからこそ常に向き合い意識し感受性や観察眼を磨き続けていなければ、日々刻々変化する自分の身体と心を本当に深く知る事が出来ない。

自分で自分のことを識る前に、外部の大量の情報にいとも簡単に触れてしまえるのが、現代人の特徴です。その結果、自分の本当の問題とは全く無関係な様々な情報、刺激に振り回され、根本原因にたどり着く道筋すら見えなくなってしまう、私自身も含め、そんな問題を抱えている人が大勢いらっしゃる気がしてなりません。


でも、ほんのちょっと視点を変え、

立ち止まり深く息を吸って落ち着いて自分自身を見つめてみる。じっくり、しっかりと・・・。すると、長年付き合っている自分の身体や心が発しているかすかなメッセージにふと気がつく、そんなことが起こるのではないでしょうか。

実は身体は常に自身の身体の状態について様々なメッセージを送ってくれているのだと、思っています。そこにいち早く気がつけるか否か、そして気づいたらふさわしい対応を即座にとる事が出来るか否か、かすかなメッセージを読み取り、先手先手で早めに対応していけば、身体が著しく抵抗力や免疫力を低下させる前に、その下降を食い止め、素早く良い状態へ戻す事も可能となるのです。


自然界で逞しく生きている生き物たちが、実は当たり前のようにやっていることです。私たち人間とて、少し前までは彼らと同じ様に生きていたはず・・・。自分を観察する鋭い力はまだまだ遺伝子の中に組み込まれたまま存在しているはずです。鍛えさえすれば、鈍麻していたそんな観察眼も蘇り冴え渡ってくるものと思います。


そして抱え込んだ慢性症状を改善する為の

最初の突破口となるのが、この「自分自身を識る」ことだと、思うのです。しかし、その為の観察眼はやはり一朝一夕で身に付くものではないのでしょう。長年に亘り鈍麻させてしまった感覚を一人で呼び覚ますのは確かに容易ではないと思います。そして実はここにこそ、私たち施術者が本当にお役に立てる場があるのではないかと考えています。


自らの心と身体にじっくり向き合い、

不調の根本原因を探り、それをゆっくりでも確実に取り除いていく、そして人間を含め全ての生き物が元来持っている、鋭い自己観察眼を呼び覚まし、強い生命力、治癒力を最大限発揮出来る身体を取り戻す、その行程はおそらくある程度の忍耐を要するものとなるのかもしれません。


しかし、だからこそその粘り強い作業が少しでも楽になるよう手助けをしたい、そして、結果としてそれが皆さん一人一人のより豊かで充実した人生につながったなら、こんな嬉しい事はありません。

 検査を受け、施術を受け、変化を実感して、ご自身の身体の状態への客観的な見方を深めていただく、そしてそれを日常に反映させ、よりよい暮らし方へとつなげていく、私自身がそうであったように・・・。


悩みを抱えていらっしゃる多くの方々のこうした問題解決に向け、寄り添っていけたらと思っています。

院長メッセージ: 私について
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